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2013年11月14日 (木)

ツール・ド・おきなわ 2013 市民レース210km 初参戦録~当日

4時半のめざましで起きた。いや、起きてた?

昨日あれだけ食ったのに、腹は減ってる!『眠りが浅いから消化が進んだのかもしれない。』

5時からの朝食もガンガン食って、ロールパンで補給食も作った。

3日ぶりのコーヒーがうまい。

出るモノも出た!

6時半にスタートへ向かう。やはり寒くはない。

いつものレッグカバーはしていった。腕はウォーマーしか持ってきていないのでなし。

ボトル一本は水で、もう一本はジェル(メイタン、CCDなど混合)で満たした。

会場入りして列に並ぶが、すでにこの辺。500人の真ん中ぐらいかな?はるか前方にアーチが。

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App066110800s1384324343s1お茶目な仲間たちと。

この時すでに心拍は100オーバー!舞い上がっててシャッターがうまく切れないw。

30分位並んで、やっとスタート!

ガァーーっとスピードが乗ったと思うと、すぐコーナーやら幅員減少やらで[ブレーキー!!]の声が飛ぶ!かなりめんどくさい。

気を抜けない時間が続く。コースは全く覚えていないので、無駄に加速してしまう。

街中を抜けてちょっと落ち着くが、中央分離帯で狭くなったところで前方で落車発生!反対車線に逃げそのまま加速して一気に前方に上がった!『うまくいった♪』

その後も何度か落車が起こるが、思ったほど集団は減っていかない。

突然右端に駐車車両が出てきたときは、後輪がロックするぐらいのブレーキで回避。

路肩のポールで落車があったときは、やむなく歩道に飛び乗り回避。

ガードレールのせり出しで狭くなったところでは、3~4人前の人が落車して横向きに道をふさいだが、片足外してケンケンで脇をすり抜けた。

パッと気づくと、いつもロシさんは自分より5~10m前方にいる。

その背後にはgogo♪さんやcoffeeさん、こけし君も付いてる。

T澤さんも同じく前にいて、中央分離帯の反対車線をあがった時も一緒に上がっていってた。

つっちーさんがガァーッと右端をあがっていった!『調子よさそうだな』余裕を感じる。

私は余裕はないけど、きつくもない。

ただ、落車の恐怖で肩の力が抜けない、ハンドルの握り過ぎで、手が痛い。

痺れてブレーキの感覚が狂う。『早く登りに入ってくれ!』祈るように願った。

腰もすでに痛い。新品のレーパンで高さが狂ったかもしれない。力のかかる位置が悪い気がする。

距離を確認しようとメーターに目をやると、いつの間にかパワー表示が落ちてる!『歩道に上がったときか?これから登りで見たい時なのに…。』

補給はボトルのジェルを30分に一回のイメージで。相変わらず、水は我慢。

そろそろ、平地区間が終わる頃、左端で結構大きな落車!中央付近まで飛び火してきた!私は右端を走っていたので、落車が広がる前にスルー。

先頭集団のはずの一列棒状のライン内で加速し、その集団でフンガワの登りに入ったつもりだった。

入る直前にダンシングで左ふくらはぎにピキッっと違和感が。

『まさかぁ!水か?』慌てて水を飲み始める。

上り始めてすぐの崖崩れで狭くなる入り口で足を着かされたが。

遅れずに登り始めたはずでいた。

途中、T澤さんをパス「頑張って!」と声をかける。

『鹿野山より緩いな』と思いながらも、集団らしきモノも見えないので、淡々と登る。 

パワー表示が落ちているのが痛い。ペースが良いのか悪いのかわからない。

『心拍は90%ぐらいだけどきつくないな』と思うけれど、目標がないので淡々と。

『まだ長いし。』と。

いったん下りになったところで、「アッ!?」左四頭筋が攣る。慌てて水をがぶ飲み。

『下りで踏めない。』1人遅れる。

補給所で水2本貰い一本は半分ぐらいがぶ飲みして捨てる。

下りで回復するだろうとおもったが、ちょっと踏むと今度は右四頭筋も攣りだした。

『下りで足が回らない。』前の塊が離れていく。

T澤さんのいる5人ぐらいの集団に追いつかれた。慌てて乗る。

登りに入るとこの集団は遅い。

下り&平地になると足が攣るので、登りはペースで先行。下り&平地で追いつかれるの繰り返し。

奥からの向い風区間はつらい一人旅25㎞/hしか出ない。

アベレージの貯金が食いつぶされ35㎞/h台を下回ってきた。『ヤバい。』

そして、また、T澤さんグループに追いつかれる。

2回目のフンガワ。相変わらず攣りは収まらず、このころは、両膝の上部内側(内側広筋?)に激痛が。

「痛てー、いてー!」とたまらず大声が出る。

「痛いよねぇ~。」と周りから返される。

T澤さんも苦笑い。

フンガワの関門では30分の猶予があった。『まだいける!』と思っていた。

が、ここからがきつかった。下りと思ったら登り!短いアップダウンの繰り返し。

今日の脚にはこれが一番つらい。また、T澤さんに追いつかれる。

次の宮城関門(160㎞地点)の時間がすり減る。ペースを上げたいけど上げられない。

もう、この集団内にいるだけでいっぱい。

宮城が見えてきた辺りで、パトカーが!

『・・・エ!?』「ナニ?・・・終わり?」

『ガァーーーン!』

宮城目前4分前にして!

「足切りなう。」

スタート前に冗談で言っていた事が現実になってしまった。App072133100s1384324383s1

『く、くやしい。』

マジで悔しい。

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