第24回マウンテンサイクリングin乗鞍 MTB男子クラス レポート
乗鞍のヒルクライムMTB男子クラスのレースレポートです。 今回は、直前に、取り付けたGARMINの取り扱いが、上手くいかず、データが飛んでしまったので、記憶のみが頼りの、頼りないレポートですが・・・。
レーススタートは8時15分、5時半起で、軽く食事。お土産にパンを1つ持ち帰る。風呂に入って、強制的にアップ。やっと目が覚めたかな?荷物預かりが7時までなので、とりあえず会場へ。一旦宿へ戻って、準備再開。(宿が近くてよかった。)コノ時間だと、流石に皆出払った後なので、トイレも空いてる。チャンピオンクラスのスタート前に宿を出て、実走アップに出かける。昨日からチョット肌寒い『20℃無いぐらい?』 ココで、トラブル発生!心拍が飛ばない事が判明、事前のチェックが足りません。まあ、しょうがないので、心拍不明のまま、30分ほどで適当にアップ終了。
クラスの集合場所に行くと、フロントローには、いつものメンツが。師匠のK出さん、(6時から並んでいるらしい!) 今回の優勝候補筆頭のN田さん、 あれ?Y田さんシーナックのジャージ着てます!「いつから、シーナックに入ったの!?ジャージ着てるってことは、狙ってる?」と聞くと、「イヤー、コノジャージ着て恥ずかしい走りは出来ませんから。」と。『ヤル気です。』今回、テッパンのT辺さんが、出場していないので、喜んでいたのに、思わぬ強豪出現です!他にも、N良さん、W辺さん、Y野さん、S上さんも来てるようです。でも、数える限り、10番以内は、『行けそうな気がする~。』まぁ、私の今回の目標は、3位表彰台。『ステージの上に上りたい!』なので、(例年4位~10位入賞は、ステージ上に上げて貰えないのです!)厳しい戦いになることには変わりありません。
いよいよ、スタートラインに整列です。私は、いつものように、5列目辺りキープ。 と、ギャラリーに小学館BIG COMICスピリッツの編集部の(半田勇吉こと)H川さん発見。“かもめ☆チャンス”の取材です。漫画でも、今が、乗鞍レース佳境ですから!作者の玉井雪雄さんは、オートバイで登ってるようです。
そして、レーススタート!取りあえず前に上がります。N良さん発見!「おはよー!」 1コーナーを曲がるとペースアップです。先頭は!?『誰?』クラシカルなスチールのランドギア?に、ラフなイデタチの??? でも、いいペースです! N田さんが続き、K出さん、3番手に私が付き、Y田さんが後。(その後はわかりません。)そのまましばらく走り続けますが、途中で、K出さんが番手を下げます。GARMINの勾配計では6~7%が続いていますが、アベ21km/h以上出てます!結構きついです! 10分ぐらい走り、一旦平地になる橋の手前で、謎の彼のペースが落ちてきました、『助かったぁ。』 N田さんも驚いて彼と話してます。「すごいね!」「いや、最初だけです。」 宣言どうり、消えていきました。 途端に、今度は、N田さんペースです。『更に、キツイ!』しばらくは、2番手をキープしますが、九十九に入ったところで、センターよりのN田さんラインを外して最短ラインに切り替えます。すると、やっと、Y田さん前に出ます。Y田さん余裕有りそう。N田さんをピッタリマークです。何とか3番手のまま、耐えますが、15分を過ぎたころでしょうか後も微妙に切れ気味だったので、私もつき切れ、ジリジリ離れ出します。三本滝のCPで、5m位離されてます。後も、同じ位開いたかな。 水を貰い、気持ちを切り替えて、ココからは、後から行かれないことだけを考えて、一人旅の始まりです。GARMINの勾配計だけが頼りで、ひたすら全開です!7%ぐらいまでなら回りますが、『回んねぇな、』と思うところは、8%以上いってます。勾配計は使えますね!見た目では同じように見えても、微妙に斜度は変わってます。ヘアピンの最短ラインは15%を越えてきますが、私はかまわず、今日は44Tアウター縛りです(後は27T入れてきてますので。)昔の石畳区間も15%でした。 第二CPでも水を貰い、いよいよ、森林限界を超えてきます。たまに後も確認しますが、太いタイヤは見当たりません。それでも気を抜かずに、15分おきに得意の、コーラ&トップテンミックスを飲みながら、MAX一人旅は続きます。順調に来ていたはずでしたが、気温のせいでしょう。残り3km辺りの九十九折区間でダンシングをした瞬間に突然「ビシッ!」と左ふくらはぎに激痛が走りました!『ヤベェ!攣ッタァ!』あわてて、腰を下ろし、踵を落し気味にペダリングしながら脹脛を伸ばします。だましだましペダリングすると、少し治まってきました。ちょっとホットしますが、次のヘアピンで、振り返ると、今まで居なかった太いタイヤが!『ヤバイ!来てる!』10~15m位は離れていますが、近いです!脹脛に負担がかからないように、踵落し気味に、伸ばすように、でも、ペース上げ気味で何とか詰められないように、全開で進むと、残り1km辺りから、雲の中に突入したようで、視界が5m位しかなくなって来ました。『よし、コレだ!』見えなくなれば、有利です。必死で雲を追いかけます。 ただ、後からも見えないはずですが、ゴールの位置も見えません。スパート所がつかめないまま、取りあえず、全開キープで、気付くと最後のコーナーでした。モタモタしている前走者達を『速く!速く!』と、突っつきながらスプリント。ゴールラインに気付かないまま、「ピピィ!」と言う音で、『あぁ、ゴール越えたか。』とホッとした瞬間に今度は右脹脛が、攣って、『痛ッテェー!』 しばらく身動きできませんでした。
荷物を受け取りにいくと、N田さん、Y田さんのぶっちぎり1・2コンビ発見。結局2分位空けられたようです。危うく詰められかけた、4位のY野さんとは、20秒程アドバンテージが有ったみたいです。
念願の、3位表彰台です。『ステージの上だ!』と喜んでいたのですが・・・、アレ?今年は、10位まで皆オンステージです!『ナンダそれ?』
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