今年初戦の、ツール・ド・八ヶ岳レースレポートです。
MTB男子クラス、かろうじて5位入賞です。バイクはBH・EXPERT PS TEAM。去年のリドレー・スコーピオンより、350gほど軽量化し、7.65㎏。 尚、体重は、3kg増です・・・。
レースは、スタート直後からハイペースで、心拍は、即効90%越え。優勝候補最右翼の、I原さん、YAMA田さん、O田島さん、MAS田さん。皆、強いです。90%越えの私は、全く余裕無し、オーバーヒート気味で、あわてて、レッグウォーマーをずり下ろします。3位以内が目標だったので、必死ですが、90%以上では、10分が限界です。前の3人に置いて行かれ、ちょっとすると、後からMAS田さんが追いついてきて、『何番?』と、『たぶん4番』と答え、これ以上落ちるわけには行かないので、喰らい付くが、MAS田さんのほうが、余裕ありそう、ちなみに私は心拍85%、春先症候群で、心肺機能が足りません。記憶も途切れ途切れで、2人旅を続けますが、そのうち後発のヘビー級クラスの方が追いつき4人旅に。ヘビー級なのに、登りも速いです!ただライン取りが甘いので、コーナーで抜き返します。ヘビークラス3位になった赤いジャージの方が、『いいペースで助かります』なんて余裕発言の声をかけてきたので、『ラインが悪いよ、もったいないよ』と返すが、そのうち離され始めます。偉そうな事言ってスミマセン。 後半に入りいよいよ集中が切れてきたので、背中をまさぐって、メイタン・サイクルチャージをぶち込んでみる。手がベタベタになって「気持ち悪いなぁ」なんて考えていると、「チャンス!』と思ったらしく、MAS田さんがペースアップ。「見える範囲に置いておけば何とかなる」と、思っていたが、徐々に差が広がり、気付いたら見えません。ヘビークラス4位のなるしまの方が、何とか視界にいる状態で、通行止め区間の未知の領域へ。残り3kmの看板が有り、「あと10分位か?」と思ったが、集中力は回復せず、淡々と進む。きつい時の呪文(その1)を唱えるが、???。(その2)も試すが、???。今日は駄目みたい。 残り1Kmの看板でちょっと回復。なるしまの彼は視界に入る。残り500mでペースを上げ、200mからスプリント!意外と余裕で、足が残ってます。そのまま、最後まで踏み切れました。結局トップのI原さんから6分半、4位のMAS田さんからも50秒も遅れました。また、最後にさした、ヘビー4位のなるしまの方も、2分後スタートなので、30秒ぐらい負けてます。 何はともあれ、最高の天気で、自分の現状も把握できましたので、いいトレーニングになりました。 またサプライズ的に一番嬉しかったのは、表彰のプレゼンターとして、私に商品を手渡してくれたのが、キングこと三浦恭資さんだったことです!思わず、『握手してください!』とお願いしちゃいました。